火床の製作

土台の上に耐火煉瓦を並べて火床を使います。

道具と資材

左官コテ、シャベルまたは、左官グワ、セメントトロ、ゴムハンマー、アサヒキャスターCA-13T、水、
グラインダー、グラインダー用ダイヤモンドカッター(ブロックカットに使用)
耐火煉瓦660x230x65、煉瓦230x114x65 半マスにカットして使用

火床の組み立て

火床には、ジョイフルホンダで買った65cmの中国製耐火煉瓦を使いました。日本製は、地元では入手不可能でネットでは、60cmの長さのもので送料を考えるとバカ高く長さも足りないので材料に変なものが混ざっていないか不安もありましたが燃やすだけなのでこちらを選びました。
アサヒキャスターに水を混ぜて耳たぶの硬さより柔らかく少し水分を多めにしてよく練ります。後から水を加えて硬さを調整しても特に問題ありませんでした。うまく積めない時には、アサヒキャスターを全部剥がしてもう一度水を加えて練れば再使用できました。アサヒキャスターは、モルタルより水が抜けやすくすぐにパサパサした感じになるのでうまく塗れない時には、水を足した方がやりやすいです。コテでアサヒキャスターを1cm厚みになるようにブロックの上に持っていきます。ブロックやレンガが水を奪うのでレンガを濡らしておくか、水につけてから載せた方がやりやすいです。載せてからゴムハンマーで叩いて高さを合わせますが、すぐにアサヒキャスターが締まるのであまり調整できないのでアサヒキャスターを均一に盛るのが重要です。また、水分が吸い込まれる前に素早く載せていく必要があります。慣れるまでは、1個分ずつ盛りましょう。写真のように耐火煉瓦を並べて火床ができました。比較的簡単です。

ブロックにレンガの端が5cm程度かかっています。このままでは耐火煉瓦を積めないので、半マスを両側に乗せて高さを揃えます。レベルゲージなどで確認しながら乗せていきます。両端の温度は、間に空気層もできてそれほど高くならないだろうと考えて普通のレンガを使いました。耐火煉瓦と普通のレンガは、色が違います。赤っぽいのが普通のレンガです。レンガを作るときの焼成温度が1000度くらいなので多分問題ないでしょう。

次回は、焼き床作りです。