カーポート組み立て
組み立ては、説明書に沿ってほとんどがネジて止めるだけなのでそれほど難しくありませんが、びっくりするほどネジが多いので電動ドライバーやインパクトドライバーは、必須です。手で回していたらいつになっても終わりません。シールに使うシリコンは、ポリカーボネートを痛めない脱アルコール系シール材が必要で商品が指定されています。ホームセンターを数件回ってみましたが、どこにもありません、ネットで見ると殆どが業者用でバラ売り割高です、その中で1本でも安く入手できる東レダウコーニングのSE960を購入しました。シールガンは、ホームセンターで安く買えます。
ネジの回し過ぎに注意
ほとんどの材質がアルミなので、回し過ぎに要注意です、板厚も薄いので簡単にネジ山がダメになってしまいます。殆どがセルフタッピングねじなので注意していてもダメになってしまう事があります。私も組み立て中に数カ所ダメにしてしまい、ホームセンターでワンサイズ大きいネジを買いに行くこととなり無駄な時間を使ってしまいました。最後の締めは、手でやると感覚が掴みやすくうまく行きますが、少し手間です。
組み立ては、マニュアルに沿っていけば良いのですが、
大変なことに
梁(屋根を支える角材)を柱にポルトで固定します。最初の母屋(梁に横に載)は、何とか穴に止める事ができたのですが、前に向かって大きく穴がズレて入りません。どうやら柱が微妙に平行でなく梁どうしの並行が出ていないの事がわかりましたが、今更柱は動かせないのでどうにもなりません。コンクリートを流し込むタイミングがマニュアルにないので組み立ての絵をよく見ると母屋の組立ての時は、埋まっているのでその前と判断して固定したのが母屋がうまく合わなかった原因と思います。仕方がないので、まずは、四角に屋根が組み上がるように梁に母屋を載せて側枠と前枠を組み立てて四角になっていることを確認してから母屋に穴を開け直して梁に固定しました。これで丸一日を無駄に使ってしまいました。屋根が四角になっていないと肝心のポリカの屋根が取り付けられなくなるので注意しましょう。
ポリカの屋根板を受ける垂木(母屋に対して直角に取り付ける角材)をネジで固定します。垂木の間にポリカの屋根板を載せてネジで固定を繰り返し全てを固定します。この時も何個かネジがダメになってしまいました。最後に雨樋を柱に合わせてカットし取り付ければ完成です。屋根材は、傷つき易いので二人以上で作業することをお勧めします。
屋根は、一番光の入る曇りガラス調にしたので明るくプライバシー面でも良いと思いますが、空模様が全くわからないのが難点です。下から見上げるとあまり感じないのですが、こうして上から見ると梁が斜めになっているのが分かります、悲しいですが性能的には、たぶん、変わらないと思うので良しとしています。
次回は、このカーポートの組み立ての問題点を修整して組み立て手順を見直したフラット屋根のカーポートの組み立てです。コンクリートのハツリをします。