古いカーポートの撤去
一台目に続いて駐車場のカーポートを取り替えます。手順としては、
- 新しいカーポートの柱の位置を決める
- 古いカーポートの分解、撤去
- 柱の位置のハツリ、穴あけ
- 柱を立てて高さと位置合わせ
- 屋根の骨組取り付け、柱の固定
- 屋根の組み立て
古いカーポートの分解
このカーポートは、鉄製なので錆びて朽ち果てた状態です。いつ壊れてもおかしくないように見えますが意外とこんな感じで崩壊せず残っていました。屋根は、波板をフックで止めるタイプなので簡単に外せるはずでしたが、フックが腐って変に引っかかってしまい外すのに手間取りました。
柱だけにしたらサンダーに切断用のディスクを付けて根元からカットします。コンクリートの床の場合は、業者の工事でも柱を根元から切断するだけで柱を掘り出すようなことはやりません。新しい柱は、古い柱の土台を避けて穴を空けて取り付けます。元のカーポートが3本柱、新しい物が2本柱なので苦労なく位置が決まりましたが、また取り替えるとなると良く考えないと面倒なことになりそうです。
廃材は、屋根は、この地域ではプラスチック系なので50cm程度にカットしてまとめれば燃えるゴミとして出せるので良いのですが問題は、フレームの鉄材です。幸に、屑鉄などを扱っている業者で引き取ってくれると聞いたので探してカーポートを取りに行くときに持って行って無償ですが引き取ってもらいました。
ハツリ コンクリートの粉砕
最初に石材用のディスクをサンダーに取り付けて穴を開ける位置をカットします。これをやらると表面がきれいな四角になるので仕上がりがきれいですからやったほうが良いですよ。いよいよオークションで買ったコンクリートハンマーの出番ですね、7000円で買ったのですが正直高いのか安いのかは、分かりません。かなり古い物です。さっそくスイッチを入れるとものすごい振動と騒音の割には、あまり削れません、上から乗るように体重をかけて無理やり砕いていくと小さな穴が少しずつ広がっていきます。ある程度広げてから小さなスコップで土を取り除くとコンクリートの下の土が逃げて砕きやすくなります。ここは、空けやすくするポイントです。コンクリートハンマーの削れが悪いのは、先端のアタッチメントが磨耗しているためかも知れませんが穴二つ開けるのに使うだけなので新品のアタッチメントは、買いませんでした。
コンクリートの補強に使われている鉄筋が出て来たら、サンダーで切断し、取り除きます。
コンクリートを取り除いたら、穴掘りを進めます。設置場所の床がコンクリートなので穴のサイズが30cm X 35cmと小さいのですが、その分シャベルがほとんど使えないのでシャベルやコンクリートハンマーで崩して縦堀スコップで土を拾い出すので効率が悪く時間が掛かり重労働で休み休み70cmまで一つ掘るのに1日がかりでした。
次回は、組み立てに入ります。