窯の仕上げにタイルを貼る
石窯の上面は、大谷石とアサヒキャスターでできていますが、どちらも脆いので硬いものが当たると崩れますし大谷石は、茶色の部分が崩れてきます。窯に火を入れて外壁の温度を測ったところそれほど高温にならないので普通のセメントを使いキッチンのリフォームで不要になった壁のタイルを表面に貼ってみることにしました。ネットで検索すると屋外では、タイル接着用のモルタルを使うらしいのですが側面ではなく上面なのでそれほど強度も必要ないだろうと思い普通のセメントでモルタルを作り貼りました。結論的には、ガッチリと固定されて全く問題がありませんでした。手順は、
1) 貼りつけ面のゴミを取る。
2) タイルを水に漬ける、乾いているとモルタルの水分がすぐに吸われて硬くなる。
3) セメントと水1:1でモルタルを作る。水が、石やタイルに吸われるので柔らかくこねる。
4) 窯の接着面を濡らしておく。
5) タイルにモルタルを盛って平にする。
6) タイルをひっくり返して素早く位置に合せて乗せ、ゴムハンマーで軽く叩いて密着させる。
7) 繰り返す。
8) 目地をモルタルで埋める。
タイルは、サンダーに石材用の歯を付けてカットします。丸くは、切れないので煙突の周りは、斜めにカットして使いました。タイル切断作業は、しっかり固定して保護メガネをつけて作業してください。
満足な仕上がりです。翌日確認するとガッチリと固定されていました。