さようならZ33
私の2005年式のフェアレディZ33ロードスター Ver.T(中期型)ですが、街中では5〜6km/Lと走らず持続可能な社会の今に全く合わない車となってしまいました。以前往復80km超えの距離を走っていた時は、10km/L前後を走っていたのですがここ数年は、ほとんど乗らずに街の中を時々走る程度になりちょっとかわいそうな状態になっていました。外装も内装も年式の割には、とても綺麗で今でも良い車乗ってますねと言われるほどでしたし、エンジンも快調で気持ちよく吹け上がり、楽しく走れます。点検は、ディーラーできちんとやっていたのでこの先まだ何年も快調に走れると思いますが、カーボンニュートラルや劣化を考えると自分の生活とも合わなくなってきたので残念ながら手放すことにしました。最初は、ヤフオクで売るつもりでしたが試しに買取サイトに入力したら最初に電話がかかって来た大手のお店がすぐに見にきて、最初60万円だったのが最終的に80万円にて買い取り成立となりました。条件としては、直ぐに引き取りとの事てその週末には、大切にして来たZ33と突然のお別れになりました。本当は、Zでもっと色々なところに行くつもりだったのですがウルサイ、乗り心地が悪い、乗り降りしにくい、家族には運転しにくいなど当たり前の理由で出かけることがあまり無くなりカーポートの下で出番を待つ日々でした。でもねー私は、楽しかったです。シートに座ると何年経ってもスポーツカーを運転する楽しさがあり、大排気量で低回転でもトルクが強く軽くスーっと走れ、ホロから入ってくる排気音も盛り上げました。愛着のあった車を手放すのは、色々考えた上でのことでも家に無い現実はやっぱりちょっと悲しいですね。
カーボン調フィルムを貼る
そんなZの弱点は、内装の痛みが早いことです特に薄いゴムが吹き付けられた部分は、劣化がひどく爪が当たったところが剥がれてボロボロになってしまいます。そこでボロボロになったドア部分の張り替えを以前行いましたので簡単に書いておきます。
劣化状態
最初にパワーウィンドウのスイッチパネルを取り外します。次にドアパネルを外します。 痛んだ吹き出し口のカバーを外します。外した部品を紙やすりで表面のゴムをきれいに落とします。私の場合は、3Mのブラックカーボン調フィルムを貼りました。このフィルムは、ドライヤーを当てながら引っ張ったり押したりして作業しましたがしっかり貼れました。スイッチ部の凹みの複雑な形状は、いくつかのピースに分けて貼るときれいに貼れます。
このフィルムは、丈夫で5年経っても剥がれることなくきれいな状態を保っています。車だけでなく家具などにも貼れる木目調など色々ありますから家具を補修したりイメージを変えたりするにも使えますので試してください。