カーポートは、穴掘りから
石窯のある場所は、地盤が斜めになっているので倒れないようにロング柱を深く埋めるようにする予定ですが柱を固定するためには、かなり穴を大きくする必要があるので頑張って穴掘りしなければなりません。とりあえず、組み立て説明書に書いてある指示に従って大きく穴を掘りました。50cm角で深さ70cmほどになりました。夏の作業だったので、穴を一つ空けるのに休み休み1日がかりで大変な作業でした。幸にもハツリ用にコンクリートを砕く(道路工事などで見る道具)中古のコンクリートハンマーをオークションで買っておいたのですが、その付属品にシャベル形状のアタッチメントも付いていたのでそれを使うと土を崩すのも楽でした。オークションで知ったのですが、コンクリートハンマーは思っていたより結構取引が多く人気がありました。穴掘りには、普通のシャベル以外に穴掘りスコップとか両側スコップとか呼ばれているシャベルが二個付いている縦穴掘り用のスコップが必要です。これがないと、深く掘り進めると普通のシャベルでは、こぼれてしまい土を外に出すことができません。(下図) 水はけを良くするためにじゃりを5cmほど敷き詰めて柱を立てる準備が終わりました。
コンクリートで柱を固定
本当は、組み立ててから立ち上げた方が簡単らしいのですが、組み立てるスペースが足りないのと一人では重くて難しいので柱を立てて板や脚立などで固定し仮止めしてから後端(雨樋)だけ柱に取り付けて、垂直と平行を確認し調整しました。実は、柱どうしの平行は、コンベックスで前後の寸法を測って合わせたのですが、少しずれていたようでこれが後で大問題になり、余計な手間がかかってしまいました。柱と柱は、樋に集まった雨水が流れるように勾配をつけます。柱が仮止めできたらコンクリートを柱の周りに入れながら途中で数回水平垂直を確認し、ズレているようなら修正します。完全に埋めてからでは、微調整程度しか動きませんので注意が必要ですよ。大量にコンクリートを使うのでこれを練るだけでも重労働でした。コンクリートの材料は、20kg前後の袋売りなので結構ホームセンターから買ってくるだけでも大変でした。丸一日経ってから次の工程に移りましょう。