カーポート組み立て改善版
最初の一台は、柱の平行がうまく出せなくて余計な時間と手間がかかってしまいました。そこで今回は、柱コンクリートで固定する前に屋根の骨組みを取り付ける方法でやってみることにしました。こコンクリートで固める前に柱や屋根をしっかりと固定しなければなりませんので補助の支柱をつけるなどの対策を事前に検討してください。私の場合は、幸にも柱や屋根を引っ張ったり吊ったりする場所があったのでわりと簡単に固定することができました。
柱に屋根の骨組みを取り付ける
柱を穴に落とす前に柱の下部に横棒を入れるのを忘れないでください。棒は、テープなどで仮止めをしておくと抜け落ちないので安心ですよ。これを後から入れるのは、コンクリートの床の場合は穴が小さいので面倒ですから気を付けましょう。柱の仮止めの準備をしておいて立てたら簡単に固定できるようにしておきましょう。私の場合は、塀のネットに梱包バンドを使って固定することにしました。最初に二本の柱を穴にいれて仮止めして高さと水平垂直確認して合せておきます。ここで後枠を仮止めして水が流れるように勾配があるか確認しておきます。OKなら後枠を外します。勾配が無いようでしたらどちらかの柱を抜いて穴の深さを調整して再度確認してください。 調整できたら柱にブラケットを固定して梁を取り付けます。ブラケットは、強度を保つために鉄製なので重量があります、そこに梁をつけるのでさらにバランスが悪くなってしまいますので柱はしっかりと固定して置きましょう。弱いと傾いてしまうので注意です。昔のアルミカーポートは、強度が弱いので代わりに下からもう一本補助の柱で支えるように作られていて柱が3本のタイプがほとんどでした。今回組み立てている製品は、重いけどその分柱が減って屋根下のスペースに邪魔なものがありません。次に母屋を取り付けてボルトで固定します。
カーポートの固定
柱に母屋が固定されたら、屋根の先端を平行を確認してワイヤーなどで固定します。私は、ワイヤーで吊って支えました。大体の位置で固定したら柱の垂直と母屋の直角を出しながらしっかりと固定します。
調整が終わったらコンクリートを練って穴を埋めていきます、埋める時は穴の上のほうに1cm残しておいてモルタルで表面をきれいに塗ります。(コンクリートには、砂利を混ぜますがモルタルは、砂だけです。) モルタルに使う砂は、細かいほうが滑らかですよ。
最低1日は、しっかりと固めましょう。